TOEIC 観測気球

40代後半、2年でTOEIC 900点をめざすブログ

TOEIC直前対策2

直前対策、と言っても実際には最低一ヶ月くらいは欲しいところです。

そこで今回は一ヶ月前対策を記します。
業務でTOEIC受験が必要になった。申し込みはしたが、英語苦手なんで、ちょっとほっておいたら、あらもう一ヶ月前だ。
どうしよう、みたいな感じ。

あらためてこの記事のターゲットはこんな人です。
・英語が苦手
・始めてTOEICを受験する
・これまでTOEIC向けに勉強したことがない
・600点くらいが目標

 

TOEIC直前対策2

ここではっきりといいます。

英語が苦手なあなたには、「コレ一冊ではじめてでも600点」系の参考書は役に立たないと思ってください。


あれは、学生時代そこそこ英語できたけど、10年くらいは離れてたからな……なんて人向けのものが多いのです。


そこで、このテキストをお勧めします。

 

TOEICテスト 公式問題で学ぶボキャブラリー

TOEICテスト 公式問題で学ぶボキャブラリー

 

 公式問題を読んだり回答することを通して、語彙を増やすことを目的とした本です。

TOEICにかかわらず、語学系の試験は語彙がないと戦えません。

それにまた、TOEICは少し独特の単語が必要だったりするので、公式問題を使った学習は最適です。

レベル的にも、これ一冊で600点を目指せる内容と思います。


・具体的な学習方法

最初の章、「覚えておきたい語句 200」まずはここだけ数回繰り返して行って、英文そのものと音読に慣れていきましょう。


この章にはCDで音声が付いているので、これを聞きながら学習することになるのですが、いきなり英文を読んでもわからないかもしれません。


そこで、まず訳を読んで文の意味をしっかりと確認しましょう。


このとき、一単語一単語見ていく必要はありません。見出し語(その文で学習することになっている単語)以外のわからない単語は調べないでいいのです。
全体的な文の意味として固まりで意識するようしてください。

訳を読む→目で文章を追いながら音声を聞く→(文の意味を意識しながら)音読する。

CDの音声は1ページ毎に分かれているので、この単位で繰り返すといいと思います。
また、一回に1ページで5周くらいはやったほうがいいです。
一日に何ページやるかは人によりますが、200語だから一日でやっちゃう人はいるでしょうね。

まあ普通は5ページくらいにしておいて、次の日は前日の復習とその日の分とやって、その次は前々日分と前日分と新規分と三日くらいを一塊で行うといいと思います。


ほんとうは、効率よく記憶に定着させるには、初日、次の日、四日後、一週間後、一ヶ月後と復習するといいのだそうですが、スケジュール管理がかなり面倒ですね。

上記の通り、
訳を読む→目で文章を追いながら音声を聞く→(文の意味を意識しながら)音読する。
とやるわけですが、文の意味を意識するというのは、具体的なシーンを映像でイメージするといいです。


そうすると記憶の定着効率が上がるので、特にお勧めです。


最初の章200語を繰り返しやって、英語の文、CDの読み上げスピードに慣れたら以降の章に進みましょう。


やることは変わりません。

意味を確認→音声を聞く→音読

テキストが公式の問題と同じ形式になっています。でもすくなくとも一周目はそれをあまり意識しないでいいです。


まずは、英文としての量をこなし、単語を定着させることに集中しましょう。


一冊最後までやってからの二週目で、問題文として考え、回答を選択とするほうが効率がいいと思います。


・一週間前になったら

ここまでに公式で学ぶ~をの全体を三周はしておきたいところです。
一周目は時間がかかっても二週目三周目はわりと早くできるので、一周目で挫折しなければ十分に時間はあると思います。

そして受験一週間前になったら、模試をやりましょう。
前回の記事と同様ですね。

ただ前回は書かなかったのですが、模試は受験の形式でやらなくても、読むだけでもOKです。
リスニングはCDなどを聞いて、あのスピードでやる必要がありますが。

出題の形式、スピード感、なによりも英文を読むことになれること。これを心がけましょう。

では一ヶ月ガンバ。