TOEIC 観測気球

40代後半、2年でTOEIC 900点をめざすブログ

音読の効能

本ブログの対象は、もともと自分がそうであったような

・学生時代から英語が苦手。
・英語なんて卒業以来やったことない。
・でもなぜかTOEIC受けなきゃいけなくなった。
・600点くらいは超えたいが、どこから手をつけていいかわからない。

と言った人達です。
基本的には当ブログは長いスパンでの勉強についてお勧めしていきたいと考えています。

2年くらいの期間で、350点レベルから900点超えを目指す、そんな感じです。

 

・音読の効能

TOEICの点数を上げたければ、模試の音読お勧めですよ、っと言ってるわけですが、なにがそんなにいいのでしょうか。

その効能は3つあります。

 

・リスニングが向上する

音読の前段階としてCD音声を集中して聴くってこともありますが、音読するとリスニングが格段に向上します。

人間は自分が発音できない音は聞き取れないです。

逆にいうと自分が発音できる音は聞き取れます。

発音をしっかりと確認しながら、英文を追う。

発音をできるだけまねて音読する。

これで次に音声だけ聴いたときに、なにを言っているのかの識別が格段に楽になります。

 

・黙読の速度が上がる

TOEICのリスニングの速度は、150ワード毎分くらいでネイティブの話す速度に比べると大分遅いそうです。

それでもリーディングセクションの100問を時間内で読みきるには十分な速度です。

TOEICでまず成し遂げたい、「全問に回答する」ための第一歩が時間内に全問を読みきるスピードを身につけることです。

リスニングと同じ速度で読み上げることができれば、これが達成できます。

 

・コロケーションが身につく

実はこれが一番大事かも、と個人的には思うことですが、

コロケーションとは、文の中の語順のことです。

単語と単語の自然なつながりを身につけることができます。

人間は、文を読むときや聴くとき、次にくる単語を予想しながら聞いています。

これは英語でも日本語でも同じです。

そしてその予想の精度は、目で英文をみる→入力と、読み上げる→出力で鍛えることができます。

あえて言えば、文法自体を勉強することなく、文法的な感覚を身につけることができるのです。

 

 

英語の勉強は、量がものを言います。

入力と出力が同時にできる音読は、量を効率的に稼ぐ勉強法でもあるのです。