基礎! 語彙を増やして、ついでに英文に慣れよう
このブログの対象は自分がそうだったような、学生時代から英語が苦手で、それこそ
「I am a boy」くらいならわかるよ、って人。
まず、取っ掛かりとして、一番初歩の英文法を紹介した。
なぜなら、次のステップは、ある程度は英文が読めないと行えないので。
それは、英単語を覚えようってこと。
自分の学生時代のイメージでは、単語帳や単語カードをつくって地道に覚える。
何度もノートに書いてスペルを暗記、ってやり方だった。
はっきり言って40歳超えてこれは無理ですね。
そこで、紹介したいのが、文の中で覚えていく形式。
と言ってもこのやり方は広く知られているので、やったことある人も多いのかな。
自分はやり直しで英語始めるまでは、まったく知らなかったですが。
この方式では、高校受験向けの
が有名ですが、今回はもっと基礎的なところでこれ、
見たとおりに中学生向けの英単語本。
表題の通り、hello から始まって1800語覚えられる。
センテンスが300。CDつき。
最初のボキャビル本として、また英文を読んでいく練習本として最適。
まず必要な基礎的な単語はすべてそろっていると思う。
CDは 英文(ややゆっくり) → 和文 → 英文(ややはやい) の順で読み上げてくれる。
英文は
Hello, My name is Eriko. I am fourteen years old.
I'm from Tokyo Japan.
から始まって
I didn't wear a cap in spite of the strong sinlight.
Now, the skin on my face really hurts.
くらいまで。
中学生むけの中でも高度とはいえない。
文法的には、A → B と A = B の範囲で理解可能。
このテキストをつかった学習方法ですが、
・訳を見て、英文の意味を確認する。
・CDの音声を聞きながら、単語の発音を確認する。
・可能であれば後追いで音読。→可能になるまで数周するべし。
このとき、個々の単語は日本語訳ではなく、意味を意識するようにしましょう。
たとえば photographer で 写真家 といった日本語ではなく、その意味するところである、写真をとる人のイメージを想像するような。
これは、いちいち日本語に訳さない練習でもあります。
英文を読んでいくとき、英文は英文のまま理解していきたい。日本語に変換していては時間がかかりすぎます。
だから、まず簡単な英文で、それになれておく。
He is a boy.
よっぽど英語が苦手な人でも、
「えー He は彼だな、is は、はってことだし、a boy で男の子。彼は男の子です、だな」
とは考えないだろう。
He is a boy.
英文そのままで意味も頭の中に飛び込んでくる状態だと思う。
このテキストの最初の文、
Hello, My name is Eriko. I am fourteen years old.
I'm from Tokyo Japan.
これだって、2,3回も読めばそのままの英語で意味も頭に入ると思います。
1冊分、300のセンテンスがそうなるころには、いちいち訳さない癖がついているのではないでしょうか。
これが英文に慣れるってことです。
だから、このテキストの英単語、ほぼわかっている人にも是非、2,3周はして欲しい。そして、訳さないでそのまま英文を理解する癖をつけて欲しいのです。
また、このテキスト、かかっても5日くらいで1周目は終わらせてください。
(その段階で全ての英単語を覚えている必要はありません)
そして2周目は、2日くらいで終わるはずです。
CD聴くだけなら2時間で終わりますが、2回読み上げるし、日本語訳もありますから、実際に音読するだけなら1時間程度しかかかりません。
これを目標にしてください。